てらのことばのーと

自分なりに言葉を定義意味付けする練習の為の練習です!

NO.12 問題があればやり方を変える

今週は読書要約縛りで頑張ろうとしましたが、あまりにもアウトプットがやり難いのと時間がかかるという事で変更します。いつかリベンジしたい....。

とりあえず文字でのアウトプットを習慣にしたいのでまず、「2ヶ月続ける」を目標で記事に解決ていきます。

 

どうなんでしょう。

日記風に「今日はこういう出来事がありました」「どういうことをして」「何を知ったか」「今後どう活かしていきたいか」風のほうがまだ書きやすいのかなと思いました。または「こんな新しい情報を知ったよ」と情報共有する方法もありなのか?

 

ここ数日の間に考え事が増えてしまい頭がオーバーヒートしているみたい。時々動きが止まっているらしく、従業員から「今日はポンコツですね。」って言われてしまいました😅

 

ちょっと休まないと危ないかなと。

「上手に休む」こと大事ですね。

 

NO.11 自分の環境がいかに恵まれているのか

「夜と霧」という本について書いていきたいと思います。

 

この本は、ナチスドイツによる迫害行為を受け収容所で監禁。その中で生き残った人が書いたものになります。正直、目をそむけたくなるような詳細も書かれています。

アウシュビッツは、ナチスの収容所の中で最も残酷なものとして知られており、そこで起こった事は私たちの想像を遥かに超えるものでした。

恐るべき虐待や拷問、極端な人間の尊厳の毀損、病や暴力、飢えやガス室による死。

ユダヤ系の精神分析医ビクトール・フランクルは、アウシュビッツやその他の収容所での恐怖の数年間を生き延びてきた人物。

興味深いのは、私の収容所で最も長く、生き延びた人々は、肉体的に健康的な人々ではなく、人生の目的にしっかりつながった人々だったこと。

自分が価値を置くものとつながっている人々、つまり、子供たちへの愛情や、書きたい本などがある人々は、これらのつながりに生きる目的、あらゆる苦痛に耐え、忍ぶだけの価値を見出していたのです。逆に価値とつながっていなかった人々がすぐに生きる意欲を失い亡くなっていったらしいです。

フランクルは、人々に心の奥底にある価値とつながることを助け、人生の意義、目的を見つけられるように努力をしたらしです。

 

この本では、自分の価値観を持つことの大切さを教えてくれる本であり、もうどうしようもないと思って落ち込んだ時に読んでいる本です。

 

これを読むと「まだ全然やれることあるじゃん、頑張らないと」と思えてしまうので個人的には勇気をくれます。

 

生きる意味を見出した人は、大抵の事は耐えられる    フリードリヒ・ニーチェ

 

 

No.10戦略とは?GOOD/BAD STRATEGYS

今回も良く読み直している本の紹介です。

 

ルチャード・P・ルメルトさんの「良い戦略 悪い戦略」です。

戦略の本です。

自分は戦略を立てた時のチェックリストとして

良く使っています。

 

まず、この本での戦略の定義は以下の通り。

戦略は直面する状況の中から死活的に重要な要素を見つける。そして、その重要な要素に経営資源(ヒト、モノ、カネ)、そして行動を集中させる方法を考える。

戦略とは、本来困難な課題を克服し、障害物を乗り越えるためのものである。

戦略とは力を何倍にもするテコの支点ようなもの。

戦略とは仮説である。仮説を基に検証していく必要がある。

 

⚫︎良い戦略とは?

・『何をするか』『何をしないか』を明確に決める(どれを選んで、どれを捨てるか?)

・『なぜやるのか』『どうやるのか』を示す

・重要な課題にフォーカスする

・強みを発見する

・自分の強みを相手の弱みにぶつける(ダビデゴリアテ)

・良い戦略は1つか2つの決定的な目標にエネルギーとリソースを集中投下し次々と新しい展開へとつなげていく

・良い戦略は、これはうまくいく、あればうまくいかない、といった実際的な知識に基づいている

 

⚫︎悪い戦略の定義

悪い戦略は、目標が多すぎる一方で、行動に結びつく方針が少なすぎるもしくはまったくない。

間違った定義(一般に悪い戦略と思われるもの)

×戦略が何も立てられていない

×失敗した戦略

・矛盾する目標を掲げる

・関連性のない目標のリソース分割して配分

・相容れない利害関係を無理に両立させようとする

・重大な問題と無関係の目標や予算は、戦略とは呼べない

・業績目標を戦略と考えている

・やることリスト等の寄せ集めの目標

・非現実的な目標(実行困難な目標)


▲悪い戦略の4つの特徴

・空疎(くうそ)な戦略(中身のない戦略)

 悪い戦略の特徴は、分かり切ったことを必要以上に複雑見せかける

・重大な問題に取り組まない

 重大な問題を無視し、分析をしようとしなかったら戦略を立てることができない

・目標を戦略と取り違えている

・間違った戦略目標を掲げている

 

この本の理屈は理解できますが、いざ戦略を立てるとなると本当に難しい本です。

もっと勉強しないといけない本です。

 

よい戦略は必ずと言っていいほど単純かつ明快である。-リチャード・P・ルメルト-

 

No.9 「ルール作りの教科書」を読んで

今週は読書のアウトプットをテーマで記事を書いていこうと思います。

 

今回は「SIMPLE RULES」っていう本をアウトプットしていこうと思います。

 

シンプル・ルールズ。

直訳すると「簡単なルール」。

ルールについての本である。

 

医療、ダイエット、宗教、昆虫、企業戦略、スポーツ等の業界を事例に分かりやすくルールの効率性と種類、扱い、作り方について書かれています。

大まかに

・シンプルルールを作ることのメリット

・ルール作りにおける4つの条件

・ルール作りをする上での注意点

・ルールの種類ごとの使い方

・ルールの作り方

・ルールの実践事例

が書かれていますが、具体的な内容は書きません(著作権配慮)。

興味があれば是非買って読んでみて下さい。

 

今まで読んだ本の中でも、トップ5に入るぐらい参考にしています。

実際にこの本を読んで、自分で作成・実行しているルールとして

⚫︎「本をAmazonで買う時のルール」

①欲しいものリストに入れる

②72時間は放置(放置の間本屋に行く機会があれば調査)

③72時間後たっても欲しければ買う

 

⚫︎ダイエットのルール

①朝は食べない

②体調が悪い時は①のルールを無視する

③体調が良くなれば①のルールを実行

 

⚫︎お金の使い方

①以下の3つの条件に当てはまるものに使う

・それを買うことで時間圧縮できる

・それを買うことで利益を増やすことができる

・それを買うことでメンタルに良い影響がある

 

⚫︎自分が付き合わない恋愛相手

①好奇心が低く過ぎる 

②タバコを吸う

③ギャンブル好き

 

⚫︎以下の症状が全て出た時は休む

①顔ニキビ

②仕事のミス、ド忘れの増加

③身体の不調(低体温・頭痛)

④ネガティブな感情

 

というルールを作ることで、無駄にお金や時間、判断に時間とエネルギーを少なくしています。

ほかにも会社のマニュアル作り方でも応用して作成していて、ずっと使っています。

この本を読んでいると、

日本では、弁護士という職業がないと判断できない法律、複雑すぎる車の交通ルール、謎の学校の規則等....。

無駄にルールを増やすと失敗に向かうようになるようです。ルールを大きくしすぎると、ルールを守っているかルールに合っているかばかりを考えてしまい柔軟に物事を判別できなくなる。てか覚えられないルールなんてどう守るのでしょうか?

ルールを作ることでのメリットは以下の通り。

・時間や情報が限られている場合でも正確な判断を下せる。

・迷った時や極度の状態に追い詰められた時に迅速な判断を下せる。

・判断能力が低下した時に違った判断をしないようにする。

つまり、私たちは何かを基準にして行動とる時にはルールが少なくて明確なものが良いことなのかなと思います。

 個人、組織、政府においてもルールはできるだけシンプルなほうがうまくことを学んだ1冊でした。

 

本当に正しければ、いずれルールが変わっていく。−澤田秀雄

 

 

 

 

 

 

NO.8:振り返り

今回は一週間の記事の振り返りになります。

 

[1日目]

経営指針で文字起こしのアウトプットが弱いなと気づき、記事を書き始める。いざ書こうとすると、どのようなスタンスで書こうか無茶苦茶悩んでしまいました。

どんなに不格好でもとりあえず、書き出すことが大事だと思いスタートしました。

 

[2日目]

普段考えていることのひとつ。

小さな進歩を意識する。「前回から何が出来るようになったか?」人間の根源的な喜びの中に「自分が成長した」という感覚があります。また、他者に対して上手にフィードバックすると、内発的動機付け(自分の内側のモチベ)を刺激できるかもについて書きました。

 

[3日目]

自社の活動の内容でした。

アンケート調査からしか答えられないことがあるんだなと学びました。

問題を指摘されて正直ダメージがありますが、事実なので受け入れて改善します!

読む・書く・聞く・話すという4つの方法を繰り返すことがコミュニケーション能力向上に必要なことだなと実感しました。

 

[4日目]

振り返って見ると、この記事は良くなかったですね💦他人のことを書いていました。

「この人から何を学んだか」っていう感じの方が良いですね😅

このスタンスの書き方はしないように改善します。あくまで内容は自分の事!

記事書くのがしんどくなってきたころ...。

 

[5日目]

「再考」という考え方について書いてみた記事です。この1週間の中で一番書いた記事です。

ただ、時間がかかり過ぎたので良くないですね。時間制限設けるか?

 

[6日目]

学びの根源は好奇心なのではないかという話。

分からないものを「分からない」と言えるようにするのは大事かなって思った内容。

 

[7日目]

打ち合わせが静岡であり、移動。

午後からは経営フォーラムに参加。

他県の仲間と交流。

たくさんの新しい経験をさせて頂いた良い一日でした。隙間をぬって記事を書いてましたが携帯のバッテリー切れ🪫

夜3:00まで人と話していたという...。

投稿が遅れてしまい反省💦

 

内容をストックするか?とも考えたり、どんなに忙しくても書けるぐらいにしないといけないかなと。

 

[一週間書いてみて]

・言葉を選ぶのに時間がかかってしまっている

・文章がおかしいところあり😅難しい

・スタンスがまだ迷っている

・自分のことを書きなさい

・概念的な話は難しいかな?

・時間制限・文字制限もうけるか?

・とにかく続けることが大事。

 

とりあえず一週間頑張った自分を褒める

来週一週間は、読書感想文でアウトプット!

自分や自社に応用するため、どう落とし込むか?

 

いまこの1秒の集積が1日となりその1日の積み重ねが1週間1ヵ月、1年となって、気がついたらあれほど高く手の届かないように見えた山頂に立っていたと、いうのが私たちの人生のありようなのです。

稲盛和夫

 

 

[7日目]外に出てみる

本日、新幹線で静岡県に。

午前中は2月例会の打ち合わせ。

午後は経営フォーラムに参加。

分科会では自分が納得するまで考え続ける信念をもった経営者の熱い報告。

グループ討論では経営理念の重要性について意見交換。

報告は素晴らしかったけれど、テーマ理念と事業継承についてで、二極化してたの

お昼の二郎系ラーメン🍜のせいか絶不調笑

仕事にまだまだ向き合えていない

まだ迷いがある

真剣に考えられていないと反省💦

分科会終了後、時間があったのでホテルにチェックイン。予約されていない?え?

ホテルの予約を1ヶ月間違えるというミス😇

なんとかチェックイン。

全体会開始5分前にギリギリ到着。

 

記念講演。ピンチな時にこそ自分を見つめ直し、改善するための行動を起こす。誰のためにやるのか?どうやるのか?考えさせられる内容でした。

その後は愛知、岐阜、静岡の仲間となんやかんやで深い話をしていたら、日付が変わっていた一日でした。

夜中3:00になってしまって眠いので寝ます💦

 

It is better to act and repent than not to act and regret.

行動せずに後悔するより、行動して後悔する方が賢明である。–マキャヴェリ

 

 

[6日目]「なぜ?」という問いは学びの入り口

私がこの言葉を知ったのは6年前。

「地元の中高生が集まり、地元の良いところをアピールしていく」がコンセプトで集まっていたグループに参加した時のことでした。

当時、講師の大人が「PDCAを回すことが大事」と学生たちに熱弁していました。中高生はとくに質問することなく話を最後まで聞いていました。自分だけが分からないだろうと思い、メモを取って後で調べる事にしました。

 

調べてみると

PDCAとは

Plan(計画)   計画を立てて

Do(実行)      計画を進めて

Check(評価) 計画通り進んでいるかの確認をして

Act(改善)      計画通りに進んでいないなら改善

の略で、

P→D→C→A→P→D→C→A→P…と工程を繰り返す(サイクル)生産分野での改善手法であることを知りました。

どうやらこの言葉は日本の企業のいたるところに浸透・起用している考え方らしく、改めて書店で並ぶ本を見た時にPDCAについての本がずらりと並んでいたことに興味を持ちました。

 

「なぜ、日本企業にPDCAの概念が採用されているのか?」という好奇心でその歴史を少し調べてみました。

まず、PDCAの概念が生まれたのは第二次世界大戦後で、ウォルター・シーハートという人が提唱したらしいです。

日本では1950年代にシーハートの弟子であるエドワーズ・デミングが日本科学技術連盟のところで講演。その講演に参加していた日科技連の幹部がPDCAサイクルを広めたとされています。

PDCAサイクルは統計的品質管理、生産技術の継続的改善手法と呼ばれており、モノづくり大国である日本にとって、とても相性の良い考え方だったことが分かりました。

また、このフレームワークの弱点はなんだろうと思ったので調べてみると

P(計画)の時点でDCまでを想定するので、D(実行)の段階でトラブルが起き、計画通りにいかなくなると対応できない。

PDCAはあくまで演繹的アプローチであり、計画が前提であること。

弱点としては短期的変化に対応できないことなのかなと思いました。

フレームワークは便利だけど、なんでも使えるっていう訳ではないですね💦

個人的に自分にとっての「知識」とは、

「目に見えない道具」

だと定義しています。

周りの人の言動をみると、目に見える道具に対してはその道具の特製や効用、メリット・デメリットを認識している。

でも、知識(特に技術的なもの)になると意識していない人が多いのかなって思いました。

 

今回は「PDCAサイクル」についてでしたが、これはどういう意味なんだろう、このフレームワークはなぜ生まれたんだろう、なぜ日本ですごい浸透しているんだろう...という疑問から、興味を持って調べて学ぶことができました。

 

改めて、前回一緒に聴いていた地元の学生さんたちに「前回のPDCAって言葉知ってる?」とたずねてみました。すると、説明できる子が誰もいないどことか、調べてすらいませんでした。なので、その場ではとりあえず私が勉強したことを彼らに伝えて共有しました。

別に調べてなくても問題はないのですが、なんか少し心配になってしまう瞬間でもありました。知らないことをスルーして聞いている。

今の子は、物事に疑問を持たないのだろうか?

逆にそれが一般的なのか...。

 

これからの時代、答えのあるものはネットが教えてくれる。そのため、その答えに辿り着く過程や経緯について考えることが重要で大事になるのではないかと思っています。

 

という事で大好きな研究者である有名人の名言で締めたいと思います。

 

なぜか?という問いは、その答えの百倍重要である。  –アルベルト・アインシュタイン