No.9 「ルール作りの教科書」を読んで
今週は読書のアウトプットをテーマで記事を書いていこうと思います。
今回は「SIMPLE RULES」っていう本をアウトプットしていこうと思います。
シンプル・ルールズ。
直訳すると「簡単なルール」。
ルールについての本である。
医療、ダイエット、宗教、昆虫、企業戦略、スポーツ等の業界を事例に分かりやすくルールの効率性と種類、扱い、作り方について書かれています。
大まかに
・シンプルルールを作ることのメリット
・ルール作りにおける4つの条件
・ルール作りをする上での注意点
・ルールの種類ごとの使い方
・ルールの作り方
・ルールの実践事例
が書かれていますが、具体的な内容は書きません(著作権配慮)。
興味があれば是非買って読んでみて下さい。
今まで読んだ本の中でも、トップ5に入るぐらい参考にしています。
実際にこの本を読んで、自分で作成・実行しているルールとして
⚫︎「本をAmazonで買う時のルール」
①欲しいものリストに入れる
②72時間は放置(放置の間本屋に行く機会があれば調査)
③72時間後たっても欲しければ買う
⚫︎ダイエットのルール
①朝は食べない
②体調が悪い時は①のルールを無視する
③体調が良くなれば①のルールを実行
⚫︎お金の使い方
①以下の3つの条件に当てはまるものに使う
・それを買うことで時間圧縮できる
・それを買うことで利益を増やすことができる
・それを買うことでメンタルに良い影響がある
⚫︎自分が付き合わない恋愛相手
①好奇心が低く過ぎる
②タバコを吸う
③ギャンブル好き
⚫︎以下の症状が全て出た時は休む
①顔ニキビ
②仕事のミス、ド忘れの増加
③身体の不調(低体温・頭痛)
④ネガティブな感情
というルールを作ることで、無駄にお金や時間、判断に時間とエネルギーを少なくしています。
ほかにも会社のマニュアル作り方でも応用して作成していて、ずっと使っています。
この本を読んでいると、
日本では、弁護士という職業がないと判断できない法律、複雑すぎる車の交通ルール、謎の学校の規則等....。
無駄にルールを増やすと失敗に向かうようになるようです。ルールを大きくしすぎると、ルールを守っているかルールに合っているかばかりを考えてしまい柔軟に物事を判別できなくなる。てか覚えられないルールなんてどう守るのでしょうか?
ルールを作ることでのメリットは以下の通り。
・時間や情報が限られている場合でも正確な判断を下せる。
・迷った時や極度の状態に追い詰められた時に迅速な判断を下せる。
・判断能力が低下した時に違った判断をしないようにする。
つまり、私たちは何かを基準にして行動とる時にはルールが少なくて明確なものが良いことなのかなと思います。
個人、組織、政府においてもルールはできるだけシンプルなほうがうまくことを学んだ1冊でした。
本当に正しければ、いずれルールが変わっていく。−澤田秀雄−